虫歯について

●歯の構造(歯周組織)

私たちの歯は、エナメル質、象牙質、セメント質と言われる3つの硬い組織からできていて、これらを歯の3大硬組織と呼んでいます。これらの3つの硬い組織で守られた中心の洞窟のような部屋の中に、血管と神経を含んだ歯髄があります。

 

●虫歯ができるまで

虫歯は歯の表面についた歯垢(プラーク=食べカス)に、虫歯を作るミュータンス菌が棲みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かします。これが虫歯の始まりです。


現在、歯を失う原因のほとんどが、歯周病が原因です。そして、成人の約80パーセントの人が歯周病にかかっています。実は虫歯、歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の虫歯菌、歯周病菌です。だから歯磨きで、プラークを完全に除去できていれば虫歯にも、歯周病にもなりません。

しかし、どんなにがんばって磨いても80パーセントくらいしか、汚れは落ちません。20パーセントの磨き残しが虫歯や、歯周病の原因になるのです。磨くところはいつも磨けて、磨けていないところはいつも磨けてない。その磨けてないところから虫歯になったり、歯周病が起こるのです。